#001 中里花子個展『monorhythm』
2015.12.25 Friday 18:00
2015.11.20(FRI.)- 11.29(SUN.)/ OPEN 13:00 - 19:00
作家在廊日 11.22(SUN.)/ 会期中無休
佐賀県唐津に育ち16歳で単身渡米、以後半生をアメリカで過ごす。日本独特の食文化に目覚め大学卒業後帰郷し、父、中里隆より陶芸を学び、以後日本、アメリカで数々の個展を開催。
2007年に故郷唐津に花子さんご自身の工房『monohanako』を設立。2010年にはメイン州に『monohanakowest』を設立。現在、唐津とアメリカを半分ずつ行き来して作陶している。以来、工房の名前である、焼き物の「物」と英語で「たったひとつの」という意味を持つ「mono」をかけた、独自の『花子モノ』を築きあげている。
RITMUS的解説
一言で言えば、中里花子さんのうつわは音楽のようであり、花子さんにとってろくろを回すことは、ビートを刻むことと同じだそうです。ルーツである唐津焼をベースにしながらも、そのろくろからカタチ作られていくフォルムはなんとも言えず独特で、シンプルでさりげないのに、何ものにもとらわれず自由でダイナミック。花子さんは、土の重さも量らなければ、寸法も取らず、作るフォルムは手にとった時の感覚で決めるそうです。そんな中里花子さんはまさに型にはまらない本能型の陶芸家のように感じます。