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#038 阿部有希 × 木ユウコ × 本郷里奈『PATTERNS』at RITMUS+10 / 大園篤志 × 田中直純『約束の時間』at RITMUS

 

 

2018.03.31(Sat.)〜 04.15(Sun.)

 

阿部有希

1983年 愛知県生まれ

2006年 筑波大学芸術専門学群建築デザイン専攻卒業

2009年 多治見市陶磁器意匠研究所修了

 

RITMUS的解説

白化粧を施して罅(ヒビ)で模様を描く罅絵と、
鉄釉で模様を描く鉄絵で、

作品を彩らせていらっしゃいます阿部さんは、

土が自ら動いてつくり出す、形や質感、

模様のおもしろさを大切に作陶されています。

モノクロで表現されたそれらの作品は、

古の文様のような、古い北欧のパターンのような、

陰と陽、光と影、シンプルなカタチの中に

そんな存在感を持った、作品達です。

 

 

木ユウコ

1986年 熊本県生まれ

2008年 倉敷芸術科学大学芸術学部工芸デザイン科卒業

2012年 丸尾焼にて4年間修行し独立

 

RITMUS的解説

品質・埋蔵量ともに、磁器のうつわを作る原料「天草陶石」の

日本一の産地として知られている、四方を海に囲まれた島、

熊本県天草で、木ユウコさんは、その、硬く、濁りが

ほとんどない美しい白の天草陶石を活かし作陶されています。

シンプルな白いうつわをキャンバスのように、

絵付や掻き落としの技法を使って、一筆ずつ即興で、

島の木々や太陽の光、波音など、

自分の心に入ってきた風景を描かれています。

同じ絵柄にように見えてもひとつひとつ、全て違うのが素敵です。

 

 

本郷里奈

1983年 熊本県生まれ

2007年 京都造形芸術大学陶芸コース卒業

2009年 多治見市陶磁器意匠研究所修了

 

RITMUS的解説

食卓を楽しく彩るうつわ作りを心がけていらっしゃる

本郷さんの作品は、2シリーズあります。

黄色いミモザの部分がデコボコとした『ミモザシリーズ』は、

食卓にミモザのお花畑が広がるような華やかさがあり、

パッと明るいラピスラズリ色の『ラピスシリーズ』は

一つ一つ手作業で彩られているレトロなモザイク模様が施されブルーの深みが美しいです。

どちらのシリーズも電子レンジやオーブン、食洗機が使えるのも嬉しいですね。

 

 

 

 

 

2018.04.21(Sat.)〜 05.06(Sun.)

 

大園篤志

1985年  大阪府生まれ

2007年 京都造形大学 美術工芸学科卒業

2008年 京都府立陶工高等技術専門校 成形科修了

現在、東京の世田谷の自宅にて制作活動中。

 

RITMUS的解説

「時代や生活様式の変化で出来上がった一般的な価値観より

排除されてしまった焼物の魅力を伝え生活に取り入れてもらう事、

そして誰かの価値観ではなく、自身の目で見て良いと思った物を

自分が見出した価値として大切にして欲しいと常日頃思っています。」と

おっしゃる大園さんのうつわ達は、

全体や縁の歪み、揺らぎ、波打ち、釉薬の縮れやピンホールなど

素材の持つ表情や焼成によって起きる変化を楽しむことができます。

 

 

田中直純

1985年 埼玉県生まれ

2007年 京都造形大学 美術工芸学科卒業 

現在、岐阜県多治見市の

studio MAVOにて制作活動中。

 

RITMUS的解説

「器は日々使うもの。だからこそ使い手が自由に軽やかに、それでいて少し特別な気分になれる、

そんな使い手を尊重する生活の道具を作っていきたい」とおっしゃる田中さんのうつわ達は、

ヨーロッパのアンティークのような白系でシンプルなカタチが中心ですが、

その中に田中さんのお人柄を感じさせるような

ぬくもりを感じる独特な質感を持っているように感じ、

華美すぎず、主張しすぎず、それでも使う方の食卓がいつもより少し特別になるような気がします。

 

 

 

 

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